MATCH関数 | セル範囲を検索し、何番目に位置するかを数値で返します
MATCH関数 | |
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種類 | 検索/行列関数 |
できること | セル範囲を検索し、何番目に位置するかを数値で返します |
書式 | MATCH(参照値、参照範囲、照合の型) |
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参照値 (必須) |
参照範囲で検索する値を指定します。 |
参照範囲 (必須) |
検索するデータを含むセル範囲を指定します。 |
照合の型 (省略可) |
あいまいな検索を有効にするかどうかを指定します。
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MATCH関数の使い方 その1 文字列を検索する。
式 | =MATCH(C6、J6:J10、0) |
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説明 | この式では、指定したセル範囲 J6:J10 で、検索値に指定されたセルC6の値 愛知県 に完全に一致する値が有るか無いかを検索します。 セル J9 に該当するセルが有り、セル範囲 J6:J10 において、4 番目のデータですので、 4 が結果として返されます。 検索の型が0ですので、完全一致する結果の検索となっています。 |
MATCH関数の使い方 その2 数値をあいまい検索する。(検索値以下の最大値を検索)
式 | =MATCH(C6、I6:J9、1) |
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説明 | この式では、指定したセル範囲 I6:I9 で、検索値に指定されたセルC6の値 65 以下の一番大きい値を検索します。 セル I7 にある 60 が検索値 65 以下の一番大きい値であり、セル範囲 I6:I9 において、2 番目のデータですので、 2 が結果として返されます。 検索の型が1ですので、検索値以下の最大値を検索しています。 ※検索の型を1とするこの式を有効にするには、セル範囲 I6:I9 が昇順に並んでいる必要があります。 |
MATCH関数の使い方 その3 数値をあいまい検索する。(検索値以上の最小値を検索)
式 | =MATCH(C6、I6:J9、-1) |
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説明 | この式では、指定したセル範囲 I6:I9 で、検索値に指定されたセルC6の値 65 以上の一番小さい値を検索します。 セル I8 にある 70 が検索値 65 以上の一番小さい値であり、セル範囲 I6:J9 において、3 番目のデータですので、 3 が結果として返されます。 検索の型が-1ですので、検索値以上の最小値を検索しています。 ※検索の型を-1とするこの式を有効にするには、セル範囲 I6:I9 が降順に並んでいる必要があります。 |
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