「ユーザー設定リスト」を活用する
「ユーザー設定リスト」をエクセルに追加することで、リストの最初の項目を入力し、フィルハンドルをドラッグするだけで、自動的にリストが表示される「オートフィル」の機能が利用できます。
(※フィルハンドル:セルを選択した時に、選択範囲の右下に表示される黒い四角のことです。)
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Parajumpersエクセルで最も人気ある時間節約に役立つ機能の一つは、数値だけを自動で記入していくだけではなく、文字列も自動で記入出来る機能です。エクセルには、曜日や月など既にいくつかのリストが登録されています。オートフィルを利用する際は、リストの最初の項目を入力し、フィルハンドルをドラッグすることで、リストの次の項目がセルに入力されていきます。また、リストには通常よく使うリストを自由に登録することも出来ます。
ユーザー設定リストの登録
「ユーザー設定リスト」を登録する一番柔軟な方法は、ワークシートにリストを入力することです。例えば、都道府県のリストを登録しようとします。セルA1からセルA47まで都道府県名を入力します。そして、「ツール」>「オプション」をクリックし、「ユーザー設定リスト」のタブを選択します。そして、「インポート」ボタンの左にあるボックスに「$A$1:$A$47」と指定し、「インポート」ボタンをクリック、「OK」を押します。これで同じコンピューター上で全てのワークブックで追加したリストを利用することが出来ます。
ユーザー設定リストを逆順でオートフィル入力
一度、リストを登録すれば、リストを逆の順番で出すことも出来ます。リストの一番最後の項目を入力し、その下にリストで下から二番目の項目を入力します。そして、入力した2つの項目を選択し、選択範囲の右下に表示されるフィルハンドルを下にドラッグします。すると、リストが逆順でオートフィル入力されます。
ユーザー設定リストによる並べ替え
登録したユーザー設定リストは、オートフィルだけではなく、「並び替え」で使う順番としても利用することが出来ます。まずは、並び替えの対象となるセル範囲を選択し、「データ」>「並び替え」をクリックします。そして表示された「並び替え」ダイアログボックスの左下にある「オプション」ボタンをクリックします。「並び替え順序の指定」に登録されているユーザー設定リストが表示されるので、並び替えの順番に使いたいリストを選択し、「OK」をクリック、そして、「並び替え」ダイアログでも「OK」をクリックすると、指定したリストに従った並び替えが行われます。
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