一行毎、または一列毎に色を塗る方法
一行毎に色を変えたエクセルのワークシートを見たことが、一度や二度はあるかと思います。例えば、奇数行が白色で、偶数行がグレー色になっていたりとか。「条件付き書式」を使うことで、これも簡単に実現することが出来ます。
一行毎に色を交互にしたりするのはワークシートをプロっぽく見せ、また、データを読み易くしてくれます。この書式設定を手で行うのは、想像の通り、もしくは既に経験した通り、時間がかかり、データを追加したり、削除したりする度に手直しを頻繁にしないといけなかったりします。そこで、「条件付き書式」を活用することで、必要とする苦労を減らし、且つ、あなたをプロとして印象づけることが出来ます。
交互に色を変える対照となる範囲を選択し、ツールバーから「書式」>「条件付き書式」を選びます。そして、「セルの値が」となっている箇所を「数式が」に変更します。そして、その右隣にあるボックスに、「 =MOD(ROW(),2) 」と入力します。
そして、「書式」をクリックし、一行毎に適用したい書式を設定した後、「OK」をクリックし、再度、「OK」をクリックします。これで設定が完了しました。手で設定していた時よりも格段に速くなりました。
もし、設定を行ではなく、一列毎に行いたい場合は、「 =MOD(COLUMN(),2) 」と替わりに入力して下さい。
一行毎(もしくは一列毎)に色を付けるこの方法は速くて簡単ですが、完璧ではありません。値が入力されていない行であっても、書式が適用されてしまいます。これはワークシートを読みのをちょっと難しくしてしまいます。もっと動的に一行毎(もしくは一列毎)に色をつけていくのは、数式を難しくする必要が出て来ます。
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